心の内側にあるものを知る
月のキオク ほしの未雪です。
インナーチャイルドカードと心理占星術の学びを深めながらセラピスト活動を2020年から始めています。
日常生活の中で、意識をしていないのに考えてしまう・・・そんな言葉はありますか?
以前の私は「これは私らしいかな?」という言葉がそうでした。
こういう風にしていないと自分らしくない。
こんな感じが私らしい。
そこを意識していたんだと気づきました。
私らしいのはどちらだろう?と考えてから答えていた事が多かったので、頭の中は結構忙しい状態。
理想の自分像があって、そうしなきゃ、みたいな感じだったのだと思います。
瞬間的に頭の中ではすごく早いスピードで、色々な言葉を巡らせていたのです。でもそれは私の中では疑問にも思わなかったのですが、それを教えてもらい知った時はかなり衝撃でした。 本当に、そうだったから。
「早くしなければ」と何か急かされている様に感じながら「私はこうでなきゃ」の言葉を瞬間で探していたのです。
誰も急かしてなんかいないのに、ひとりで焦っていたのです。
でも段々と、違和感は出てきました。
ほんとに私、そうしたいのかな。
それでいいのかな、と。
それは無理をしている意識はなくても、内側からの言葉ではないから居心地が良くない。
窮屈にも感じてきたけど、すべては自分がやっていること。色々な事がセラピーを通して見えてきました。
悩んでいても窮屈さを感じないとか、気が付かないとしたら、その窮屈さに慣れているとか、失くすのが怖いとか、気付いていても気付かない様にしている、そんな場合もあるのかも知れません。
でもそれを悩みだと思っていなければ、それはそのままでいいのだと思うのです。
だからといって気持ちがスッキリしているとかでは無くてそれはまた別なのだと思うのです。だから話しを聞いて欲しい、と思う気持ちになるのは自然な事だと思う。
まずはそこから始まる様な気がします。
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私は心理セラピーで少しずつ自分を知ってきました。それはチャレンジですが、その先の「自分を癒す」というものに繋がっています。
人生の学びの途中にセラピーを通して気付いてきた事や知った事は私には宝物です。
折れそうだと思う時、弱くて意地っ張りだと思う時、負けたくなくて我慢強いと思う時、嫉妬深くてグジグジしてると思う時・・
自分が嫌になってしまう事って、長期間だけではなくて瞬間的にも沢山生まれてくる感情だと思います。
頑張っても、まるごと「わたしなんだ」 と思える日が急にはやって来ないかも知れません。
だけど
ゆっくりじっくり自分の内側を確認しながら進んでみると、自分の個性というものを発見できたりするのです。
それを発見した後には、もう過去には戻っていない自分がいるのだと思います。
インナーチャイルドカードを自分自身に使う
インナーチャイルドカードいうカードがあります。
タロットカードのひとつなので占いでの使用も出来るのですが、私は本来の形での心理セラピーセッションで使用しています。
今から三年程前、このカードに出会いました。カードは78枚。一枚一枚が童話や現代の絵物語となっていて色合いが綺麗。
勿論それだけではなく、細かな部分まで考えられ描かれています。
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自分の中に気づきを得たい時に、自分自身でカードを引くセルフセラピーをしています。
まずはカードを引き、絵柄がどんな風に見えるのか。凄く気になってしまう部分があるのか・・・と自分に問いながら確認をしながら対話をします。
同じカードでもその時の心境などで絵柄の見え方も変わります。悩みによっては自分との対話だけでは難しい時もあるのですが、今まで自分では意識出来なかったものが浮かび上がってきたりと気づきをもたらしてくれるのです。
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私がカードを使って自分自身と向き合う作業をする時に意識していること。それは自分の中で違和感があるかどうか、です。
例えば目の前に「これをしなければいけない」と思う事があっても「ほんとはしたくない」の思いがあるとしたら、その「ほんとはしたくない」を自分の中から失くさないようにしたいと思うのです。
居心地が良くない=違和感
違和感があるとリラックスしていないから落ち着かないのですが、それを嫌だとは言えない、逆らえない状況はあると思います。
そんな時、私は嫌なんだなぁ・・と自分の気持ちを知ってあげる。 そんな感覚でいいのだと思います。
何か心の中に嫌な違和感を持ってしまったら、違和感があるんだな、と自分に確認。その確認を積み重ねられてくると、その時その時の自分の本当の思いというものが少しずつだとしても、実感出来てくるのではないかなと思います。
「これをしなければいけない」の状況で葛藤し悩んでしまう時、本音とは違う方の思いが先に来てしまっているという事なのだと思うのです。
そんな時「仕方ないなぁ、私は嫌なんだな」とただ思う。 自分の為に思ってあげる。
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意識をして解消や解決ができることもありますが、頭の中では分かっているけれど何度も繰り返す事もある。
繰り返してしまう悩みごとのその奥には、意識をするだけでは見えてこないものもありますが本当の思いを感じることで生まれる違和感は大切にしていきたい。
そう思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
月のキオク 🌖
インナーチャイルドは内なる子ども
インナーチャイルドという言葉には内なる子どもという意味があります
子どもの頃の自分自身なのだから
消えてなくなってしまうことはなくて
大人になった今も自分の中に在り続けています
例えば、すごく大きな悩みではないとしても
繰り返し繰り返し自分の内面に
現れてきて消えないと辛くなってしまいます
それは日常生活の中でふとした時に
相手に向けた行動や言葉として
影響が出てしまったり
自分自身へ向けて心の中に現れたりと様々に
あるのだと思います
自分の内側にある怒りや悲しさなどの
どうしようもない感情は
流れては生まれての繰り返し
人の心って強くはないから
痛みは感じたくはない
痛みを避ける為の行動を自然と無意識に
とってしまうのは自分自身を守っているのだと
そんな風に受け止めてみることも
大切な事のひとつなのではないかと思います
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子どもの頃の自分は現在の私なのだから
切り離すことは出来ないからこそ
私が私の味方になってあげたい
もう子どもの頃の自分や
過去に戻る事は出来ません
今現在が生きにくいな、と感じる時
自分自身のインナーチャイルドを感じること
ひとつの大切な作業なのだと思うのです
私、本当に本当は・・・
どう思ってるのか
どうしたいのか
どんな言葉を伝えたいのか
どうして欲しいと願っているのか・・・
ウソも偽りも要らない一人の空間で
今の私が心の中の私と対話をする
ちょっと心の中がモヤモヤしている時には
そんな時間を作ってみるのもいいのではない
かと思います
*
お読みいただきましてありがとうございます
月のキオク🌙